自分の計画

私達はこの地球に産まれるときに、

いろんなことを決めてきています。

今生を通して経験したいことを

自分で決めて、それに適した場所や

環境、資質、親などを選んで

産まれるのです。

それはまるで旅行の前の計画のようで、

少しハードでもたくさんの経験を望む

魂もあれば、あまり細かな計画を立てずに

ポイントとなる事だけを

決めてくる魂もあります。

どちらにせよ、帰る場所があって、

目的を持ってやってくるのです。

旅行と違うところは、

ワクワクして計画した内容を

すっかり忘れて目的地に着くことです。

すっかり忘れてしまうことで、

全てを臨場感たっぷりに体験することが

可能になるからです。

初めて見る映画と、ストーリーを知って

見る映画では、ワクワク感や、

没入感が違います。

今まさに、「私」は物語の主人公を

主人公目線で体験しているのです。

臨場感たっぷりの体験から、

その時、その状況でどう感じるか、

をしっかりと体感したい、

と言うのが目的ですから、

自分の感じていることを無視したり、

偽ったりして、受け入れないでいると

同じような状況が何度も繰り返されます。

「私」が忘れていても、

計画は有効なのです。

別に計画通りに出来なかったとしても、

ペナルティーがあるわけでも、

誰かに叱られるわけでもありません。

ただ、帰る場所へ帰ったときに、

「あ〜、残念だったな～」

「惜しかったな〜」と思うだけです。

またやりたいと思うかもしれないし、

もうしばらくいいや、

と思うかもしれません。